なにわ会のブログ

海軍兵学校72期海軍機関学校53期海軍経理学校33期
飛行中の銃砲弾の視認状況について 堀 剣二郎 (2)
爆弾
 航空機が水平飛行中に行う水平爆撃の爆弾は大型で私が経験したものは200キロ級のものであつた。 
 駆逐艦浦波一隻にB-25,20機が3機一組の編隊爆撃を繰返し行ったが命中弾はゼロであった。この時は艦長は艦橋を出て無蓋の旗甲板から爆撃回避の操舵号令を下しわたしは号令を操舵員に
伝えるに忙しく時どき落下中の大型爆弾を水面近くで見るにとどまり近接中の視認はしていない。
 この戦闘は巡洋艦 鬼怒と2隻で比島ミンダナオ海で1944.10.25に起きたもので、鬼怒の戦記はつたえる。   10月25日早朝第16戦隊(2隻)はモロタイ島より出撃したB-25、56機と護衛のP-38,37機より執拗な水平爆撃をうけたが、至近弾の嵐を掻い潜りながらカガヤンにむかった。
 
 飛行機が目標に向け降下中に行う降下爆撃は艦が係留中でうごかぬ時に受けた経験がある。爆弾は投下された瞬間から見え、投下機と連れ立って向かってくる。60~70Kgの爆弾が砲丸投げの
砲丸と同じ大きさの感じである。3個が同時に投下されたこれ等の爆弾は艦の右正横  5メートルに弾着した。海底が泥であつた故か爆発起こらず艦は大揺れしただけであった。天候は晴れ雲量5~6太陽光線は強くなかった。
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by naniwa-navy | 2010-02-07 16:59 | 報告
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