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なにわ会のブログ

海軍兵学校72期海軍機関学校53期海軍経理学校33期
日記 11月10日 五省
年末クラス会の出欠
出席 (主)冨田岩芳 累計76名
旭 輝雄君から『私の歩んだ人生では、矢張り「五省」を残したいと思います」とメールを頂いた。
パソコンで検索したらフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の次の説明が出てきた。
五省(ごせい)とは、旧大日本帝国海軍の士官養成機関であった広島県江田島の海軍兵学校において、生徒がその日の行いを反省するために自ら発していた5つの問い掛けのこと。考案者は当時兵学校校長であった松下元(まつした・はじめ)少将。
今日では大日本帝国海軍の精神を象徴する標語であるかのように語られることがあるが、五省が兵学校校舎に掲げられるようになったのは国内の軍国主義的色合いが濃くなり始めた1932年(昭和7年)からであり、その採用期間は七十余年に及ぶ帝国海軍の歴史の中において、末期の十数年間にすぎない。古参の海軍軍人の中には、文語調箇条書きの五省を生徒に唱和させることについて、「(リベラリズムと柔軟性を重んじた)帝国海軍の伝統になじまない」として不快とする者も少なからず存在した。
しかし一方で、太平洋戦争の敵国であったアメリカ海軍では高く評価されている。1970年ごろ、米第7艦隊司令官だったウィリアム・T・マック中将(後のアナポリス海軍兵学校の校長)が江田島を見学し、海上自衛隊第1術科学校及び海上自衛隊幹部候補生学校で受け継がれていた海軍兵学校の五省に感銘を受け、英訳を募集。何人か応募した中で、古語を使った松井康矩氏(海兵第76期、フルブライト留学第1期生)の英訳が採用され、松井氏は賞金1,000ドルを獲得した。その後、アナポリス海軍兵学校の教材として使用することになり、英訳の版権はアメリカ海軍が保有。現在でも同校の史料館や講堂、学生集会所にこの英訳が掲げられている。以下、五省と英訳(左側が松井訳)を紹介する。

五省(The Five Reflections)
一、至誠に悖る勿かりしか
(ひとつ、しせいにもとる、なかりしか⇒真心に反する点はなかったか)
(Hast thou not gone against sincerity?⇒Have you compromised your sincerity?)
一、言行に恥づる勿かりしか
(ひとつ、げんこうにはづる、なかりしか⇒発言や行いに恥ずべき点はなかったか)
(Hast thou not felt ashamed of thy words and deeds?⇒Have you spoken or acted shamefully?)
一、気力に缺くる勿かりしか
(ひとつ、きりょくにかくる、なかりしか⇒精神力は十分であったか)
(Hast thou not lacked vigour?⇒Have you been lacking in spiritual vigor?)
一、努力に憾み勿かりしか
(ひとつ、どりょくにうらみ、なかりしか⇒十分に努力したか)
(Hast thou exerted all possible efforts?⇒Have you regret the level of your effort?)
一、不精に亘る勿かりしか
(ひとつ、ぶしょうにわたる、なかりしか⇒最後まで十分に取り組んだか)
(Hast thou not become slothful?⇒Have you lapsed into laziness?)
日本の海軍兵学校では、夜間「自習止め5分前」のラッパが鳴り響くと、生徒は素早く書物を机の中に収めて、粛然と姿勢を正し、その日の当番生徒が、五省の各項目に問い掛け、その他の生徒は瞑目し、心の中でその問いに答えながらその日一日の自分の行動について自省自戒していたといわれる。現在でも、海上自衛隊第1術科学校及び海上自衛隊幹部候補生学校の学生たちが、旧海軍時代の伝統を受け継ぎ、兵学校時代と変わらぬスタイルで、毎晩自習終了時刻の5分前になると、五省の唱和により自分を顧みて、日々の修養に励んでいるといわれている。
by naniwa-navy | 2008-11-10 12:50 | 日記
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