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なにわ会のブログ

海軍兵学校72期海軍機関学校53期海軍経理学校33期
我が輩は病人である。その2
今ではあの世にもパソコンが普及しているに違いない。探せば2000年はおろか3000年の昔まで判るかも知れない。さすれば我が家も家系連綿として「起源は正に三千年」と云う「家歌」が出来るかも知れない!
「どうじゃ恐れ入ったか!」といっても誰も恐れ入る筈はないのが残念千万である。話がとんでもない方に脱線してしまつたが、元に戻すことにいたしましょう。
若さというものは有難いもので、痛い方の右手右肩は使わずに左手一本でゴルフに現(うつつ)を抜かしたこともある。
その頃入院だの、無理をするな等と言われたことは言う迄もないが、結局「時薬」を頼りになんとか辛抱をしてきた。 然し、今の痛みも相当なものである。果たして治るのだろうか?
 このヤブ医者奴に掛かついる限り一寸やそっとでは治りそうもない。様子を話すと誰もが他所で診て貰つたらと言う。
さりとて他の開業医に掛かっても大同小異、余り期待は出来ないだろうと観念する他ないので、一番近くて時間がかからないここで辛抱している。
 近いと言えば我家の裏隣には公立の枯葉病院というのがある。四百床近い大病院、我家の二階から見えるこの病院は直距離にして百メートル程の近さだが、大病院は兎に角時間が掛かり過ぎる。
 実は先日もこの病院に診療の申し込みをしたが、余りにも長く待たされるのにうんざりして帰ってきた。 只困るのは鼻詰まりである。就寝時には殊に困る。首肩の凝りが鼻まで影響しているに違いない。 
口で呼吸すると口の中はカラカラになってしまう。多少でも風邪気味だと更に苦しいので枕を二つ重ねに高くすると多少楽なようなきになるが、永い目で見るとこれも余り感心できないようである。
 二十年ほど前、首の下、右の鎖骨と胸骨の結合部に突如猛烈な痛みが走った。左の同じ部位を較べてみて素人目にも各段の出っ張り様である。
この時の痛みは相当なもので、勿論首は回らない腕は上がらない、全身棒状硬直症である。それ以来時々全身に痛みがはしるが今回程回復が長引いたことは無い。
 最も困るのは数年前の発病以来、殆ど毎晩悪夢の連続、実に嫌な夢ばかりで熟睡出来ない。翌日はボーッとして思考力激減、頭は朦朧として誠にすっきりしない。
 実は現在通っている医院は我家より直距離にして二キロもない。旧市街の中心部にあるから勿論駐車場など全く無い。然し近くの一本裏通りは案外閑静で寺院や会館等もあり、短時間ならなんとか駐車できる。
 一階は待合所診察所等があり、初診以外の患者には概ね看護師さんが注射の用意をしたところで先生が別室から現れチクリとやるだけ、誠に結構なご商売である。
 この看護師さんはライフルの名人で数々の大会で優勝、その時のカップや賞状が待合室に飾ってある。 先生ご本人の趣味もゴルフの他にライフル射撃に加え一寸珍しい古式砲術のようである。
待合室にはご本人がお城を背景にして江戸時代の火縄銃を身構えへ、弾丸を発射しようと勇ましい侍姿の写真が飾ってある。
その方面では結構有名らしいが、余ほどの物好きと見える。今時金もかかるであろうにと心配するのは貧乏人の僻みか。
 三階には首や腰を引っ張る為のベッド、その他リハビリ用の器具、極超短波で患部を照射する器具、つまり電子レンジで患部を温める器具が数台置いてある。他にもその類の器具が何種類か置いてあり、そういう意味では町医者としては設備のいい方であるらしい。
 この三階にも数名の女性がいるが、「うちのダーリンが、ダーリンが」という女性が親分格で、ハーフ紛いの可愛い美人もいる。
彼女は概ね器具を装着したり治療時間をセットするだけのこと、本物の看護師様であろうか?
室内は足腰の痛い我々老人の常連で満員御礼の盛況である。
中には半年は愚か、一年、二年と通っている人もいるらしい。 然しどういう訳か患者同士は余り会話しない。
同病相憐れむという言葉もあるくらいだから、お互い病状を話し合えば、少しは気休めにもなろうにと思うが、患者同士が打ち解けないのも最近の世相であろうか。
 看板は整形外科の他にリハビリテーション科となっている。然し、余り大手術をしたという話は聞かないから面倒な仕事は恐らく外注専門か?
自家用の駐車場は隣接の別棟にあるようだが、患者用のスペースは一台分もない。お手軽簡便が売物のようで誠に結構なご商売である。
 他に電気器具を使ってチクリチクリとやる治療師がいる。これは狐面した中年男だが、何時も偉そうに白衣のコートの前をはだけ、両手をポケットに突っ込んでペタンペタンとスリッパを引きづって歩く。
そのだらしなさは、昔の海軍なら忽ち横面に拳骨の嵐というところであろう。 レントゲン技師の資格も持っているようだが以前一度だけこの先生の治療をうけたことがある。
チクリチクリと痛いばかりで余りかかろうという氣にはなれない。昔は二階にその治療室があったようだが、今は三階の隅っこに追いやられたのであろうか。本人も概ね手持ち無沙汰のご様子で、相変わらずポケットに手を突っ込んでウロウロしていることが多い。
 話は前後するがこの先生、よくよく暇と見え、最近になって私にも「そろそろレントゲンをかけてみませんか」などと声をかけてきた。
 医者も患者も何も云ってないのに無駄な治療費稼ぎなど大きなお世話だ!と腹の中で悪たれをついている。
  病院の悪口ばかり云っている所為か症状は一向によくならない。起きているのも辛いが、困るのは寝ていうちに首や肩がパンパンに凝ってくる。
 痛くて寝て居られない。仕方ないので以前通販で購入したものの、余りピンと来なかつたリクライニングベッドを引っ張りだし使ってみた。就寝時の鼻詰まりに悩まされ、試しに通販で買った代物である。
by naniwa-navy | 2009-12-24 08:33 | 書きもの
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