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なにわ会のブログ

海軍兵学校72期海軍機関学校53期海軍経理学校33期
我が輩は病人である。(その6)
某月某日
 首吊り、腰の逆さ吊り等、連日の努力に加え暖かくなってきたせいか、これなら何とか旅行にゆけそうな気配になってきた。

・・ ・・ ・・
 こんな訳で、牛ならぬ女房殿に牽かれての、「ラインアルプス花のパリしょん」旅行は、期待に反しての難行苦行と相なった。
 勿論一行の中では最年長、なんとか無事帰宅できたが病状は完全に元の木阿弥。
 正に自業自得、あと半年一年はかかるか?

 旅行記にも度々出てくる食欲不振、どうも舌の様子がおかしいので旅行から帰宅後早速ホームドクターの女医さんに診てもらった。
 咽喉が赤くなっていますとかで抗生薬や嗽薬をくれたが半月経っても一向によくならない。業を煮やして耳鼻科に行った。
やっと血中亜鉛の欠乏による味覚障害と判ったが、精々食餌療法しかないらしい。
 健康食品の亜鉛錠をのみながら、毎日砂を噛むような食事、何を食っても美味くない。ビールやワインは勿論、ウィスキーやブランデーも旨くない。
 人生いよいよお終いですナ!

 此の夏、記録的な猛暑に睡眠不足、暑さだけでもよく眠れないのに、今年は正に台風の当り年、中でも十六号は日本列島を蹂躙した。その猛威は過去最大ではなかろうか。広島では瞬間風速六十、ニ米。
 次々襲来する台風の惨禍は想像を絶するが、当地はお蔭で今までのところたいした風水害を蒙らなかった。
 然し首から肩への痛みは低気圧到来の都度これでもかこれでもかとブリ返す。
 睡眠不足で昼も夜もボーッとしている。 それも情けないが体の方も情けない!腕を動かさないから肩から胸にかけての筋肉がガタ落ち!
 見るも無惨な姿は骨皮筋衛門皺之助。さほど命が惜しいとも思われないが、痛いのばかりはなんとも我慢ならない。

 そろそろ外科医は見限り、今度は針灸に鞍替えすることにした。 この鍼灸医は私の親友の親友で、年は大分違うが中々懇切丁寧にやってくれる。 鍼灸治療であるから、痛み止めの注射のような即効は期待できないが、多少でも効き目があればオンの字である。何しろ一時間みっしり治療してくれるのが有難い。

 八月中旬より週二三回のペースで通院を始めたが何となく効き目があるような気がして来た。 薬が切れると元の木阿弥となる痛み止めの注射よりはいいようである。
 
 苦難の年も明け正月を迎えたが、病状は依然として完治には程遠い。
 それでも徐々には良くなって来ているのであろう。日中身体を動かしている時は比較的苦痛楽になってきた。
 然し夜中睡眠時の痛みは多少軽くなったものの、依然として睡眠不足は相当なものである。
 就寝前に入浴、電気毛布に電気炬燵、とにかく身体を暖かくしてベッドに入るが、ものの一、二時間もすると痛みで目が醒める。
 上半身は肩肱手首から指の関節まで、下半身は股関節、膝、足首まで、特に右側がひどく、痛みを堪えて動かさないと治らない。仕方がないので家の中で運動する。
 階段を昇降すること三十回、下の廊下、客室、居間、食堂を歩きながら、部屋の鴨居や柱などを利用してストレッチに励む。歩数にして約三千、高低差が約八十五米の小山に登る程度の運動量になる。
 
 この位運動をすると痛みは大分楽になってくるが又すぐに眠れる訳にはいかない。横になってテレビを見ることもあるが、最近はクラシック音楽をかけ流していることが一番多い。
 やっと眠れても又痛くなって、時には一晩に二回もこの室内散歩ということもある。  夜眠れないから日中は眠くなれば何時でも寝る。この傾向は相当若い頃からで、まず私ほどの睡眠が不規則な人間もそう多くはないだろう。よくこれで身体がもつものだと我ながら感心している。
 運動不足が一番よくないとは常々思っている。そこで今年になってから戦争中よくやらされた天突き体操を、毎日最低十回はやろうと決心した。ところが残念ながらこれが中々出来ない。
 腰も膝も足首も曲がらないのだからこれは容易なことではない。余談ではあるが、身体の節々が硬くなる原因の一つは、昨今洋式便器の普及でしゃがまなくなったことも大いに影響しているのではなかろうか。 
 相撲の四股踏みもあれは相当合理的な鍛錬方法である。今の私には和式便所が最も苦痛を強いられるところである。
  ところでもう一つの悩みである味覚障害も一向に良くならない。何を食っても美味くない。食い意地の張った我輩には何とも情けない!
 今年になってから知人から、味覚障害については日大板橋病院が日本で一番であると勧められ、一月半ば飛び込みで受診した。待つこと二時間半、診察五分、一週間後再来予約。
 そして予約日、矢張り各種診察採血等合計十分足らず、待ち時間二時間以上、薬朝夕各一袋計五週間分。只それだけでお終い。
 
 五週間後の再診日、対応は概ね前回と同じ、大分良くなっている筈とのご託宣ではあるがご本人の私には余りよくなったとも思えない。
  色んな人からの話を綜合すると、どうも外科での注射がよくなさそうである。素人考えではあるが、此の際痛み止めの注射は我慢してやらないことにしようと決心。
 数日後整形外科受診取止め、痛くとも我慢々。然し痛みは全身に拡散、肩肱手首指の関節、股関節から膝足首まで、
立居振舞甚だ困難、正によぼよぼ! 痛みをこらえなんとか身体を動かすことに渾身の努力!
 然し昨年一月発症時に比べ痛みの質は大分耐え易くなってきたようにも思える。
 鍼灸の治療を受けない日は努めてサウナで身体をほぐすことにしている。

 お気に入りのサウナは車で十分ほど、旧街道沿いにある銭湯で、サウナの温度は百度を越えるので入り応えがある。
 汗が噴き出てきたら水風呂に入る。これを大体三回やると三~四百g体重が減る。 そして普段は前屈しても指先は地上十センチ、これが何とか地面に届くから身体を柔軟にする効果はあるようだ。
 然し晩飯に缶ビール一本で元の木阿弥。現在体重五六~五七キロ。何とか筋肉をつけたいものである。(この文を認めていた頃から現在は更に約10キロ減) 果たして何時になったらこの稿が終るか?
by naniwa-navy | 2009-12-31 07:17 | 書きもの
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