なにわ会のブログ

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堀剣二郎    多田圭太君の思い出
 11月19日のブログにあった多田圭太君のことから海軍兵学校3学年の航空実習を思い出し、当時の写真を捜していたら次のスナップ写真が見つかった。
c0130833_213297.jpg


 この写真、向かって右から藤範純二(19.12.10戦死 伊365)、
多田圭太(19.11.19戦死 神風特攻)、星野政徳(22.9.17戦後死)、
冨井宗忠(19.11. 5戦死 那智)である。
 19日の多田の命日に思い出を書いて冥福を祈るつもりが遅くなった。
 生徒時代、航空実習は皆が本当に楽しみにしていたもので、実習の初日、飛行服など一式が貸与された夜は、帽子、服、靴まで着けてベッドに寝ていたのがいた。
 実習は飛行時間六千時間と自己紹介した上等飛行兵曹の教員も教官として毎日数十分同乗して飛行教育が約1週間行われた。
 ところが、多田圭太が毎日練習機から降りてくると、今日はこう言って褒められたと毎日褒められた事を話し、最後の水平飛行実施では、乙種飛行練習生卒業以上と言われたと言うではないか。適性というものはこういうものかと感じた。乙種飛行練習生は水兵から入るものだそうだが、そして教育期間は戦時中短縮されたが、それでも最低で3ヶ月はあったと思われる。多田はその卒業以上というは何と素晴らしい適性の持ち主であったことか。
 彼の命日といわれて思い出すのはこのことだが、ある時はこんなことも云っていた。「俺は将来白い夏制服では不自由しない、親爺がフランス駐在武官時代にこしらえた服が沢山洋服ダンスにあると。」
 夢多き青春を、また、人生を、国家の為に捧げた彼の冥福を心からお祈りするものである。
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by naniwa-navy | 2010-11-24 21:25 | 思い出
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